長野県 | 村のホテル住吉屋
・フロントはチェックアウトの際に、お客様の声を一番多く受け取れるポジションです。アンケートでもお客様から感想を書いてもらえますが、あくまでも一部分。旅館全体や村の人との交流で感じたことを直に声が聞けるというのは、フロントの特権であり、モチベーションです。引き続き嬉しい声がいただけるように頑張ろうという活力が湧く瞬間でもあります。
名前の通り、フロントは住吉屋の「顔」。どのような声が届くか、大きな役割を担っているのがフロントです。
・お客様の経路に合わせた高速道路の出入口をお伝えしたり、りんごを求めている方に近場や通り道でおいしいりんごが買える場所をお教えするなど、色んな提案や案内で「今度その高速使って来てみます」「毎年、住吉屋とあそこのりんごを買うのが恒例になった」と次に来てもらえるような仕掛けづくりをすることも出来ます。
次に来館された時、実際に利用した感想から始まる会話であったり、お客様から「新しくこんなものが出ていたよ」と逆に教えていただくこともあり、より会話のキャッチボールが弾みます。
・英語を使える職場です。特に冬季に来る海外のお客様は1週間単位で滞在される方が多いので、ホームステイのホストファミリーのような関係性をつくることもできます。リピータの方とは居住先であるシドニーへ長期休暇を利用してショートステイさせてもらったことがあるスタッフもいます。そこまででなくとも滞在期間中、夜飲みに誘ってもらい、業務終了後に近くの居酒屋やバーで一緒に時間を過ごしたスタッフも。
・野沢温泉村の中でも、外国からの移住者が増えてきているため住民同士としても海外在住経験を持つ人たちと交流をすることができる環境です。
<住吉屋はこんなところ>
・リピーターが6〜7割と多く、かつ30〜40年と長く通い続けてくれる人も少なくありません。生まれたばかりの赤ちゃんが大きくなって結婚し、さらにその家族と一緒に親・子・孫の3世代皆で住吉屋へ来てくれるという人の歩みに立ち会える面白さが、住吉屋にはあります。
・ハイシーズンには、6万円程度の宿泊代を頂戴している高価格帯の旅館です。お客様に失礼のないように、扉の開け閉めや配膳の仕方、言葉遣いはもちろん気を遣います。
初めからできる人は、なかなかいません。女将と一緒に行動して教わりながら、実践していくことで徐々に身についてきます。日々の所作まで美しくなります。
お客様の会話や行動から何を欲しているか考えを巡らせて適宜接しますが、必要なものは揃えて客室に入る回数を最小限に抑えることで、お客様たちだけの時間を邪魔しないことにも気をつけています。丁寧さと相手を尊重する気持ちはそのままに、お話しする際は飾らず冗談を交えたり、気楽にやりとりもしています。
この「お客様の自由時間の多さ」や「会話から感じる親しみやすさ」のおかげで、緊張することなくリラックスして過ごせるという声をいただいてます。
・歴史ある住吉屋には多くの文化人が訪れ、その中でいくつかご縁ができました。
代表作「のらくろ」を描いた漫画家である田河水泡の漫画や寄せ書き、主に山岳風景を題材にした木版画家の畔地梅太郎の作品、仏教の影響を受け釈迦や観音像の作品を多く残した棟方志功の版画を館内および図書コーナーに展示しています。旅館でもあり、ちょっとした美術館でもあります。
・部屋の数に限りはありますが、勤務地まで徒歩1分の寮があります。
仕事内容 | 長野県の北部、新潟県にほど近い場所にあるのが野沢温泉村。 冬になるとウィンタースポーツをするために日本各地からはもちろん、この時期は毎日のように英語での対応が必要になるほど海外からもたくさんの人が訪れ、人口3,000人ちょっとの村が大いに賑わいます。 住吉屋は、車のすれ違いができないような狭い道の少し急な坂の上、 源泉の硫黄の匂いと湯気が建物に当たるくらいの近さあるのが「住吉屋」です。 その麻釜熱湯噴湯(おがまねっとうふんとう)と呼ばれる源泉の熱さは、100℃近く。村の住民は、野沢温泉発祥の野沢菜や他の野菜を洗ったり、茹でたり、卵を入れてゆで卵をつくるなど日常的に使われています。 村の日常風景と隣り合わせに位置しながら、明治2年創業という歴史ある旅館のなかで、お客様にゆったりと和んでいただくのが私たちの仕事です。 創業から155年が経ち、リピーターのお客様と長年働き続けてくれているスタッフに支えられて、ここまでやってこられました。 そんな今だからこそ、先代の大女将と女将、今後を担っていく30代前後の若い2人の経営層の3世代が一丸となって、もう一度「住吉屋のあるべき姿」を見つめ直している最中です。 お客様からもらって嬉しい言葉のひとつに「また住吉屋に来たいから頑張る」という言葉があります。 「スキーをするために野沢温泉村へ行く」ではなく、この先は「住吉屋に泊まるためにわざわざ野沢温泉村へ行く」ような、お客様の「生きがいとなる宿」を目指しています。 <1日の流れ> 【7:00】出勤 まず予約状況の確認を行います。 ロビーの片付け、売店へお買い物に来られたり、おでかけされるお客様の対応、 当日の予定を仲居と共有することも朝一番の仕事です。 【7:30】朝休憩(まかない) 出勤日は、朝昼晩と3食のまかないがつきます。 野沢温泉のコシヒカリ、信州味噌のお味噌汁、納豆、お漬物、料理長が作ったご飯のお供などで朝一番の栄養補給をします。 【8:00〜12:00】予約状況の確認、ロビーでの対応 ロビーまわりの片付け、売店、チェックアウト手続き、お見送りなどの対応をします。 お帰りになるお客様へのフロントの印象が、とても重要です。 ここまでの温泉や客室、料理、おもてなしの印象をより良いものにするか、ふいにしてしまうか、旅館のイメージを大きく左右する瞬間となり得ます。 だからこそ自分のかける声や配慮が、お客様に直接届くという面白み、やりがいのあるポジションです。 同時に、お客様から喜びの声、体調や気分が良くなっている状態などを一番受け取ったり、感じ取ることのできる時間でもあります。 「住吉屋に来るために、また頑張ります」 「今回は一泊だったけれど、次は二泊でゆっくりしに来たいです」 と言葉にしてくださるお客様がいらっしゃれば、 来た時は杖をついていたお客様が、温泉効果もあって杖を忘れて帰ろうとしてしまって、笑いながら戻って来たこともありました。 住吉屋で過ごした時間が、お客様の身体と心にどう影響しているか目の当たりにできるのです。 また、その場で次の予約を取っていただけると、お客様にご満足いただけたことを強く実感します。 余韻に浸りながら、お見送りを終えた後は、仲居さんが掃除をした客室を抜け漏れがないよう二重チェックすることもフロントの仕事です。 (休憩)12:00〜13:00 昼食休憩(まかない) 【13:00〜】ロビーでの対応 チェックイン手続き、お出迎えをします。 当館は、お客様にゆっくり過ごしていただけるよう13時からチェックイン可能となっています。 【17:00】退勤後、夕食(まかない) 出勤パターンは、3種類です。 ①7:00-17:00(上記のタイムスケジュール) ②12:30-21:00(食事・休憩あり) ③7:00-12:00, 16:30-21:00(3〜4時間の昼休憩あり) <17:00以降の流れ>②③シフトの場合 【17:00】ロビーでの対応 チェックイン、ロビーや売店、外出されるお客様の対応など、お客様が一番動く時間帯です。 お風呂上がりの方が、ロビーでビールを飲んだり、部屋に備品やタオル、浴衣などを持ってきて欲しいというリクエストもありますので、それらに対応していきます。 【18:30】事務作業、ロビー対応 お客様の夕食が始まった後、自分の食事をとったり、予約確認を行います。 冬季は外国のお客様が多く、フロント対応で英語を使う頻度が高いです。 また冬季以外も、メールや電話で海外からのお客様の対応をするため、通年で英語を活かすことができます。 【20:30】ロビー対応 引き続き、ロビーでの対応とお客様の翌日チェックアウトに向けて、 お会計準備をします。 ここでは「(住吉屋名物であり、郷土料理である)取り回し鉢が美味しくて、レシピもらったから作ってみたい」などと食事に満足いただいていた感想をよく耳にすることができます。 ※お客様の状況によって、仲居業務(配膳・清掃)を手伝っていただくこともあります。 |
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福利厚生 | ■各種社会保険完備(健康・労災・雇用・厚生年金) ■寮完備 職場から徒歩3分 駐車場あり ■3食まかない付き(ただし休日の食事はありません) ■温泉利用可 ■交通費支給あり |
休日 | 週休二日制 (例:旅館の定休日が火水の場合、火水が休みになるなど) ■長期休暇あり(年2回・各2週間ほど) 6月末~7月、11月末~12月 ■平日休みあり ■5日以上連続休暇あり ※【注意】お盆、お正月、GWは繁忙期の為、休日をとることはできません。 |
雇用形態 | 正社員 |
給与 | 月給 220,000円 ~ 260,000円 ※ご経験により (※想定年収 2,640,000円 ~ 3,120,000円) |
試用期間 | 3ヶ月 ※試用期間中の雇用形態はアルバイトです。 そのほかの条件に変更はありません。 |
応募資格 | ■高卒以上 ■未経験歓迎 ■接客業・サービス業経験者優遇 ■英語話せる方優遇 自然体でかまいません。 笑顔で対応できる方を求めます。 従業員の中には、自然の中でスキーや山登りを楽しむスタッフが何人もおります。 温泉や自然の恵みを味わい、礼儀正しく温かな仲間と自身を高め合える職場で働いてみませんか? |
勤務地 | 信州・野沢温泉 村のホテル住吉屋 〒389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8713 (最寄駅:JR北陸新幹線 飯山駅、JR飯山線 戸狩野沢温泉駅) ■転勤無し ◎スキー場まで続く、動く歩道まで徒歩5分・スキー場まで15分の立地! 休日にスキーを楽しむスタッフも多いです。 |
勤務時間 | 7:00 ~ 20:30 実働時間:8時間/日 ■12:00~16:00は昼休憩で、一度自宅や寮に戻るなど自由に過ごすことができます。 他に、ご飯休憩とお茶休憩があります。 ■繁忙期(冬シーズン)を除き、残業はほぼありません。 *ご家庭の事情等により、出勤時間退社時間に懸念がある場合も、ご相談ください。 小さい会社ですので、柔軟に貴方の条件に合わせられると思います。 |
その他 | 2024031520240401 |
設立年 | 明治2年創業 | ||||||
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ホーム ページ |
https://sumiyosiya.co.jp/ | ||||||
寮情報 | 職場徒歩1分、3分の社員寮あり お風呂は無料の温泉浴場が徒歩2分の立地にあります。 ■寮費 月9,000円(光熱費込み)~ ■駐車代 月2,000円 ■敷地内ゴミ捨て場あり |
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寮の設備 |
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