【例文12選】ホテル・旅館の志望動機の書き方|履歴書・面接対策

求人に応募するとき、「志望動機」に何を書けばよいのか迷う方は多いのではないでしょうか。

応募時には、採用担当者が履歴書の内容を確認します。
その中で、志望動機欄が空欄だったり、短い一文だけで終わっていたりすると、「志望度が低いのかな」「あまり意欲がないのかな」と受け取られることがあります。
また、志望動機は面接でも聞かれることの多い質問です。履歴書に書いた内容は、そのまま面接で話す内容の土台にもなります。

本記事では、職種別・状況別・理由別の12の例文と、書き方のポイントをご紹介します。
志望動機は、あなたの人柄や仕事への意欲を伝えるための大切な項目です。

例文を参考にしながら、自分自身の言葉で志望動機を考えてみましょう!
【目次】

志望動機は空欄にしない!採用担当者が見ているポイント
志望動機の書き方 4ステップ
【職種別】志望動機の例文
 例文①:フロント
 例文②:客室係
 例文③:レストラン・配膳
 例文④:調理
 例文⑤:清掃・ハウスキーピング
【状況別】志望動機の例文
 例文⑥:未経験・異業種から
 例文⑦:ホテル・旅館の経験者
 例文⑧:管理職・リーダー経験者
 例文⑨:学生・社会人経験が少ない方
 例文⑩:語学力を活かしたい方
【理由別】志望動機の例文
 例文⑪:旅館・観光地で働きたい
 例文⑫:住み込み・寮で新しい土地で働きたい
避けたいNG志望動機と改善例
履歴書や面接で伝えるときのポイント
まとめ

志望動機は空欄にしない!採用担当者が見ているポイント
志望動機は、「なぜこの仕事を選んだのか」「なぜこの職場で働きたいのか」を伝える項目です。
書類選考では、志望動機だけで合否が決まるわけではありません。
一方で、短くても自分の言葉でしっかり書かれていると、「応募にきちんと向き合っている人だな」「意欲を持って応募してくれているな」という印象につながります。
採用担当者は、志望動機の内容から主に次の3つを確認しています。

志望動機で見られるポイント:
・なぜホテル・旅館の仕事を選んだのか
・なぜこのホテル・旅館で働きたいのか
・これまでの経験や強みを、入社後にどう活かせるか

上手な文章を書く必要はありません。短くても、自分の経験や考えを自分の言葉で書くことで、仕事への意欲や人柄が伝わりやすくなります。
さらに、志望動機は面接でも聞かれることの多い質問です。履歴書を書く段階で考えを整理しておけば、面接でも自分の言葉で答えやすくなります。




志望動機の書き方 4ステップ
志望動機は、次の順番で組み立てると、履歴書でも面接でも伝わりやすくなります。
■基本の4ステップ
STEP1 結論:「私は〇〇のため、貴社を志望します」と最初に書く
STEP2 理由:なぜホテル・旅館の仕事なのか、なぜこの職場なのかを書く
STEP3 エピソード:理由につながる、自分の経験や体験を書く
STEP4 入社後:経験や強みを活かして、どう貢献したいかを書く

■長すぎずにまとめ、面接で話を深められるように
履歴書では、すべてを細かく書こうとせず、各STEPを1〜2文程度にまとめるのがポイントです。
200〜300文字程度を目安に、「なぜ志望したのか」「どんな経験があるのか」「入社後どうしたいのか」が伝わる内容にまとめましょう。
履歴書で要点を伝え、詳しいエピソードは面接で話せるようにしておくと、受け答えもしやすくなります。




【職種別】志望動機の例文
希望する職種によって、志望動機で伝えたいポイントは異なります。
仕事内容に合わせて、「なぜその職種なのか」「どんな経験を活かせるのか」を具体的に書いてみましょう。

例文①:フロント
私は、お客様の滞在の最初と最後に笑顔をお届けしたいと考え、フロントスタッフを志望いたしました。前職の飲食店では、お客様の表情や会話からご要望を先回りして察し、感謝の言葉をいただくことにやりがいを感じていました。ホテルのフロントは、チェックインから館内のご案内まで、お客様一人ひとりに合わせた気配りを直接お伝えできる仕事だと考えています。入社後は、接客経験を活かしながら、予約や精算などの業務も早く身につけ、「また泊まりたい」と思っていただけるフロントスタッフを目指します。
ポイント:「飲食店でもよいのでは?」と思われないよう、ホテルのフロントならではの仕事(チェックイン・館内案内)に触れています。

例文②:客室係
旅館ならではの「お客様と過ごす時間の長さ」に魅力を感じ、客室係を志望いたしました。これまで販売の仕事で、お客様のお好みを伺いながら商品をご提案してきましたが、一度の接客が短く、もっと深く関わりたいという思いが強くなりました。旅館では、お出迎えからお食事のご案内、お見送りまで、滞在を通してお客様に寄り添えると考えています。覚えることが多い仕事だと理解していますので、一つずつ丁寧に身につけ、お客様にお名前を覚えていただける客室係になりたいです。
ポイント:これまでの仕事への物足りなさを、前向きな理由に言い換えています。「旅館だからこそ」の魅力を具体的に書きましょう。

例文③:レストラン・配膳
お食事の時間を、旅の思い出に残るひとときにしたいと考え、レストランサービスを志望いたしました。カフェでのアルバイトでは、混雑時でも周りのスタッフと声を掛け合い、お客様をお待たせしないよう動くことの大切さを学びました。ホテル・旅館のお食事は、宿泊されるお客様にとって旅の楽しみの一つであり、記念日などに合わせた気配りも求められると考えています。入社後は、料理や飲み物の知識を積極的に学び、チームで連携しながら、安心して食事を楽しんでいただけるサービスを提供したいです。
ポイント:アルバイト経験でも、「チームで動く力」など、仕事に活かせる学びを書けば十分アピールになります。

例文④:調理
お客様が召し上がる瞬間まで見据えた料理を作りたいと考え、調理スタッフを志望いたしました。これまで厨房で5年間、調理補助から揚げ物・焼き物の担当まで経験し、決められた時間内に、同じ品質で提供し続けることの大切さを学びました。旅館の食事は、地元の食材や季節感を大切にし、旅の楽しみとして味わっていただける点に強く惹かれています。入社後は、これまでの経験を活かしながら、地域の食材や調理法を一から学び、将来的には一品を任せていただけるよう努力したいです。
ポイント:経験年数や担当してきた内容を具体的に書くと、即戦力としてイメージしてもらいやすくなります。

例文⑤:清掃・ハウスキーピング
お客様が最初に目にする客室を整える仕事に、ホテルの品質を支える責任とやりがいを感じ、志望いたしました。前職の施設清掃では、限られた時間の中で、手順を守りながら仕上がりを揃えることを心がけ、チェックリストでの確認を習慣にしていました。客室の清潔さは、お客様の安心感に直結すると考えています。入社後は、早く正確に作業できるよう技術を磨き、細かな点にも気づける丁寧さで、快適な滞在を支えたいです。体力にも自信があり、長く続けていきたいと考えています。
ポイント:「丁寧さ」「正確さ」など、仕事で求められる姿勢を、自分の経験と結びつけて書きましょう。



【状況別】志望動機の例文
未経験からの転職や経験者の転職など、自分の状況によっても志望動機の伝え方は変わります。
これまでの経験を振り返り、応募先でどう活かせるかを考えてみましょう。

例文⑥:未経験・異業種から
お客様の大切な時間を支える仕事がしたいと考え、ホテル業界に挑戦したいと思い、志望いたしました。前職では法人営業として5年間、お客様のご要望を丁寧に伺い、一人ひとりに合った提案を行ってきました。その中で、相手の立場に立って考え、信頼関係を築くことの大切さを学びました。ホテルの仕事は未経験ですが、これまでに培ったコミュニケーション力と提案力を活かし、接客のマナーや業務の知識を積極的に身につけたいと考えています。将来的には、お客様に安心と感動をお届けできるスタッフを目指します。
ポイント:未経験でも気にしすぎる必要はありません。前職で身につけた力を、ホテルの仕事にどう活かすかを具体的に伝えましょう。

例文⑦:ホテル・旅館の経験者
これまで約10年間、リゾートホテルで接客に携わってきました。前半は期間従業員として接客の基本を学び、後半は正社員として、クレーム対応や後輩の指導など幅広い業務を経験しました。常に心がけてきたのは、お客様のお名前をお呼びして会話し、信頼関係を築くことです。リピーターのお客様からご指名をいただけたことが、大きな自信になりました。これまでの経験を活かし、繁忙期でも落ち着いて対応できる力で、貴館のお客様に心地よい滞在をお届けしたいと考えています。
ポイント:経験年数や、任された仕事の変化(期間従業員→正社員など)を書くと、成長してきた姿が伝わります。

例文⑧:管理職・リーダー経験者
現場のマネジメントの経験を活かし、貴ホテルの運営を支える立場で貢献したいと考え、志望いたしました。現在は現場リーダーとして、約15名のシフト管理や新人の育成、取引先との調整を担当しています。また、宿泊予約サイトの運用や客室料金の調整の補佐も経験し、現場と運営の両面から、お客様の満足度を高める大切さを実感してきました。入社後は、これまでの経験を活かしつつ、貴ホテルの運営方針に柔軟に対応し、支配人やチーム全体をサポートするアシスタントマネージャーとして貢献したいです。
ポイント:「何名をまとめたか」など、人数や担当範囲を具体的に書くと、管理職としての経験が伝わります。

例文⑨:学生・社会人経験が少ない方
人を笑顔にすることが好きで、接客の仕事に興味を持ち、志望いたしました。私は現在、学校に通いながら、早朝のアルバイトを週5日続けています。朝早くから働くことで、時間を守ることや、毎日あきらめずに続ける力が身につきました。また、お客様とのあいさつを通して、気持ちのよい言葉づかいや、相手の気持ちを考えることの大切さを学びました。ホテル・旅館での接客経験はまだありませんが、責任感とまじめに努力する姿勢を活かし、笑顔でお客様に安心していただけるサービスができるよう頑張りたいです。
ポイント:仕事の経験が少なくても、アルバイトや学校生活で身につけた「続ける力」「責任感」は立派なアピールになります。

例文⑩:語学力を活かしたい方
海外から訪れるお客様に、日本ならではのおもてなしを届けたいと考え、志望いたしました。大学時代の留学で、言葉が通じない不安の中、現地のホテルスタッフの温かい声かけに救われた経験があります。その経験から、英語を話せるだけでなく、相手の文化や気持ちに寄り添うことが大切だと学びました。日常会話レベルの英語力(TOEIC700点台)を活かし、外国のお客様にも安心してご滞在いただけるよう、笑顔と丁寧な案内を心がけたいです。
ポイント:資格やスコアだけでなく、「語学力を使って何をしたいか」まで書くと、志望の理由が伝わります。



【理由別】志望動機の例文
「観光地で働きたい」「寮のある職場で働きたい」など、働く場所や環境が応募のきっかけになることもあります。
ただし、条件だけでなく「そこでどのように働きたいか」まで伝えることが大切です。

例文⑪:旅館・観光地で働きたい
観光地の旅館で、その土地の魅力をお客様にお伝えする仕事がしたいと考え、志望いたしました。私は観光地の近くで育ち、訪れるお客様に道を尋ねられるたびに、地元を褒めていただけることがうれしく感じていました。旅館は、宿泊だけでなく、地域のお料理や景色、文化に触れていただける場所だと考えています。入社後は、地域のおすすめスポットやお料理について積極的に学び、お客様に「ここに来てよかった」と思っていただけるご案内ができるよう努めます。
ポイント:地元や観光地への思いを、具体的な体験とあわせて書くと、「この地域で働きたい」という本気度が伝わります。

例文⑫:住み込み・寮で新しい土地で働きたい
新しい環境に身を置いて、腰を据えてサービスの仕事に取り組みたいと考え、志望いたしました。これまで地元で販売の仕事をしてきましたが、より深くお客様と関われる接客を学びたいという思いが強くなり、自然豊かな温泉地で働くことを決意しました。寮で生活しながら働けるため、早朝や夜の勤務にも対応しやすく、仕事に集中できると考えています。慣れない土地での生活にも前向きに取り組み、地域の方々やお客様に覚えていただける存在になりたいです。
ポイント:寮はあくまで「働きやすさ」の理由として書き、中心はなぜその仕事・その場所を選んだのかに置きましょう。



避けたいNG志望動機と改善例
次のような志望動機は、意欲が伝わりにくくなってしまいます。書き終えたら、一度見直してみましょう。

NG①:どの職場にも使い回せる内容
× 「貴社の理念に共感し、志望いたしました。」
→ どんな点に共感したのか、自分のどんな体験と結びつくのかを書き添えましょう。

NG②:待遇や条件だけが理由
× 「休みが多く、寮があるので志望しました。」
→ 待遇だけでは、仕事への意欲が伝わりません。仕事内容への関心や、入社後にやりたいことも一緒に書きましょう。

NG③:「成長したい」だけで終わっている
× 「接客を学んで成長したいです。」
→ 「学びたい」「成長したい」という気持ちだけでは、採用する側にとってのメリットが伝わりにくいです。何を身につけたいのかだけでなく、その経験やスキルを仕事でどう活かし、お客様や職場にどう貢献したいのかまで書きましょう。

NG④:「よろしくお願いします」だけ、または空欄
× 「何卒よろしくお願いいたします。」
→ 一文だけでも構いません。「なぜこの仕事か」を自分の言葉で書きましょう。




履歴書や面接で伝えるときのポイント
志望動機は、書類でも面接でも、結論から伝えるのが基本です。

ポイント:
・履歴書に書いた内容を、面接で話す内容の土台にする(書類と面接で、内容が食い違わないようにする)
・履歴書は、200〜300文字程度を目安にまとめる
・面接で話すときは、1分程度を目安にする
・暗記した文章を読み上げず、自分の言葉で話す
・自己PRや職務内容の欄と、内容に一貫性を持たせる

WEB履歴書の書き方については、WEB履歴書の記事(4つのポイント)もあわせてご覧ください。




まとめ
今回は、ホテル・旅館の志望動機の書き方と、12の例文をご紹介しました。
志望動機は、履歴書でも面接でも必ず聞かれる、あなたの人柄やこの仕事への思いを伝える大切な項目です。上手に書こうと気負う必要はありません。

「なぜこの仕事なのか」「どう活かしたいのか」を、自分の言葉で伝えてみましょう。
ぜひ例文を参考に、あなたらしい志望動機を書いてみてください。




 

【例文12選】ホテル・旅館の志望動機の書き方|履歴書・面接対策

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