世界遺産宮島の厳島神社から最も近い創業400年の老舗高級旅館です。
当館は宮島の地で創業から400年宿を代々営んでおります。宮島グランドホテル有もとの前身は大根屋という旅館で、江戸初期から宮島の参道入り口の有の浦という海岸沿いで参拝客をもてなす宿として営業して参りました。江戸時代から島内にある嚴島神社の末社を早朝から巡る参拝神事、「御島巡り」というお参りがさかんで、お泊まりの巡礼客を宿が取り次ぎをする役割も同時に担っておりました。
宮島グランドホテル有もとは今から約40年前にその大根屋旅館の別館として現在の場所、嚴島神社の裏手高台に開業し、今日に至っております。平成8年に世界遺産に登録されてからは欧米からの外国人客の方も多く訪れておられます。時代の変化と向き合いながら、創業からの変わらないおもてなしの心でお客様をお迎えできるよう精進して参ります。